自動車ってほどんど鉄で出来てるんだよね?

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自動車ってボディーの部分は何でできてるんだろうと考えたことがあります。アルミだと軽いんだろうなとか、カーボンだと高すぎるんだろうなとか、色々ですね。普段乗っていると内装はプラスチックが多く使われているので気にしない部分かと思いますが、自分の体を守ってくれる外装になるわけですから、それが何でできているのかって結構重要な気がしてきますよね。

で、結局のところ、自動車ってほとんど鉄でできているという認識で、間違いないんでしょうか。屋根にアルミを使って軽量化を図っているものもあるようですが、基本的には鉄がメインと聞きました。

AdobeStock_79156457なんでも、鉄は他の材に比べて頑丈さに定評があり、溶接もしやすいので加工も容易、事故などが起きた時も「割れる」のではなく「曲がる、へこむ」という感じになるので、運転席に突き刺さってくるようなことも少なかったり、車にとってはベストな選択となるようです。
(参考:できるだけ買い替える自動車のコストを減らしたい

頑丈さをそれほど求めないような箇所なら別ですが、そうでない箇所にアルミなどを使うと、強度の関係で危険性が増したり、強度を確保できるアルミだと結局高くついたりと、あまりメリットを感じづらいようですね。

それに、鉄は昔から工業製品に使われてきたものなので、歴史があり、知識や経験も広く知れ渡っています。もちろん新しい素材の研究は常に行われているのでしょうけど、現時点で確実性があり信頼できる材は鉄であり、その鉄によって自動車のほとんどが構築されているのは間違いありません。私たちは鉄の塊に乗っていることになりますが、その鉄の塊を時速数十キロで軽快に走らせるエンジンの力ってすごいですね。